10月11日(火)~13日(木)の3日間、東京都台東区にある東京都立産業貿易センター台東館4階・5階・6階・7階において「2016ジャパン・ケーキショー東京」が開催されました。
一般社団法人日本洋菓子協会連合会、公益社団法人東京都洋菓子協会の主催、全国洋菓子協会の共催、日本洋菓子工業協同組合の後援によるこの催しは国内はもとより海外までその名を広く知られた我が国最大の製菓業界を代表するイベントとなっており、開催前日の10月10日に日本全国及び台湾や中国からの出品を含め約2000点の作品が展示会場で受け付けられ、午後2時から14部門ごとにそれぞれ厳正かつ公正な審査のもと各賞が発表されました。
さらに特別部門「国内産米粉を使った焼き菓子」から農林水産大臣賞が選ばれました。
11日午前9時45分から開会式が行なわれ、3日間の会期の幕が開きました。
4フロアの会場は、5・6階が作品展示、4階が協賛企業の出展ブース、7階が喫茶室と技術指導委員コーナーで、各会場とも連日多くの方でにぎわい3日間で約2万人の方にご来場いただきました。
さらに実技コンテスト『トップ・オブ・パティシエ2016(第3回アジア大会日本代表選考会)』が5階特設会場で11日、12日の2日間に渡り行なわれました。
10月11日はチョコレートのピエスモンテとボンボン・ショコラ、10月12日はアメのピエスモンテとアントルメをそれぞれ午前8時~午後3時までの7時間、多数の観客が見守る中で選手達が技を競い合いました。
最終日13日午後1時半から、5階表彰式会場で表彰式が開催され各部門の表彰が行なわれ、最後にグランプリと準グランプリが発表されました。
グランプリには味と技のピエスモンテ部門の石黒 啓太氏(東京都・シュッティヤナセ・イーストギャラリー)、準グランプリにはチョコレート工芸菓子部門の髙野 隆自氏(滋賀県・クラブハリエ守山玻璃絵館洋工房)がそれぞれ選ばれました。
また『トップ・オブ・パティシエ2016(第3回アジア大会日本代表選考会)』の優勝者は、眞砂 翔平氏(エコール・クリオロ㈱)が選ばれました。
眞砂氏は来年、上海で行われるアジア大会に出場されます。
来年のジャパン・ケーキショーも今年と同じ場所で行われますが、日程が2017年10月16日(月)~18日(水)となります。
来年も皆様のご来場を心よりお待ちしております。
グランプリ
「味と技のピエスモンテ」
石黒 啓太氏(シュッティヤナセ・イーストギャラリー)の作品
準グランプリ
「チョコレート工芸菓子」
髙野 隆自氏(クラブハリエ守山玻璃絵館洋工房)の作品
会場の様子
企業ブースの様子
実技コンテストの様子