10月12日(火)~14日(木)の3日間、東京都港区にある東京都立産業貿易センター浜松町館2階・3階・4階・5階において「2010ジャパン・ケーキショー東京」が開催された。

社団法人日本洋菓子協会連合会、社団法人東京都洋菓子協会の主催、全国洋菓子協会の共催、日本洋菓子工業協同組合の後援によるこの催しは、国内はもとより 海外までその名を広く知られたわが国最大の製菓業界を代表するビック・イベントで、開催前日の10月11日に、全国はもとより台湾からの出品を含め約 2600点の作品が展示会場で受け付けられ、午後2時から13部門ごとに、それぞれ厳正かつ公正な審査のもと各賞が発表された。なお今回は特別部門とし て、「国内産米粉を使ったロールケーキ」部門が設けられ、全国の予選を勝ち抜いた136作品の出品があり、その中から農林水産大臣賞が選ばれた。

翌12日午前9時50分から開場式が行なわれ、3日間の会期の幕が開いた。4フロアの会場は、4・5階が作品展示、3階が協賛企業の出展ブース、2階が喫茶室と技術指導委員コーナーで、各会場とも連日多くの入場者を集めた。

さらに実技コンテスト『トップ オブ パティシエ2010』が4階特設会場で12日、13日の2日間に渡り行なわれました。12日は「チョコレートのピエスモンテ&アントルメ」、13日は「飴 細工のピエスモンテ&アントルメ」の部門で、それぞれ決勝進出した5名が午前11時から午後4時までの5時間、多数の観客が見守る中で技を競い合った。

最終日15日午後2時から、4階表彰式会場で表彰式が開催され、各部門の表彰が行なわれ、最後にグランプリと準グランプリが発表されました。グランプリに は「ピエス・アーティスティック」部門の菅原聡倫氏(東京都・リリエンベルグ)、準グランプリには「味と技のピエスモンテ」部門の柴田勇作氏(東京都・エ コール・クリオロ(株))がそれぞれ選ばれた。

また『トップ オブ パティシエ2010』の優勝者は、「チョコレートのピエスモンテ&アントルメ」部門は小野林範氏(滋賀県・(株)クラブハリエ美濠の舎)、「飴細工のピエスモンテ&アントルメ」部門は松岡浩太郎氏(東京都・ホテル日航東京)がそれぞれ選ばれた。

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なお次回「2011ジャパン・ケーキショー東京」は2011年10月11日(火)から13日(木)の3日間の開催を予定している。詳細が決まり次第当ホームページでお知らせをする。