(社)東京都洋菓子協会ではさる12月5日、東京都港区のザ・プリンスパークタワー東京において忘年懇親会を開催しました。
懇親会の冒頭、原会長が次のように挨拶をしました。
「お陰様をもちまして私ども(社)東京都洋菓子協会の年内中の主要な行事も本日この忘年懇親会開催をもちまして全て事業計画通り無事消化することができました。これもひとえに協会役員ならびに賛助会員各位のご尽力、ご協力のたまものとあらためて篤く御礼を申し上げる次第であります。
協会の最大事業であります10月のジャパン・ケーキショー東京開催につきましては昨年を上回る規模で事故もなく無事に開催できましたことを役員一同心より喜んでおります。また今年は(社)日本洋菓子協会連合会創立55周年にあたり、その記念事業も会期に併せて実施されたために例年にもまして大変華やかな大会になりました。年明けには役員一同力を合わせて次回開催の準備に取り掛かる所存です。これまで同様のご協力をよろしくお願い申し上げます。
今年は私ども洋菓子業界にとりましても大変な1年になりました。大手メーカーによるJAS法違反が次々と明るみに出たことで、消費者は我々のような小規模店舗まで不信の目を向けるようになってしまいました。一度地に落ちた信用を取り戻すのは容易なことではありません。大手メーカーの起こした問題は日頃まじめに仕事に取り組んでおります我々小規模店舗にとっては誠に遺憾なことであり、残念なことでありますが、愚痴をこぼしてばかりでは何の解決にもなりません。幸いなことに我々は小回りがききますので、積極的に改善を図り、お客様の望む安心と安全を提供するために全力で取り組まなければなりません。そのことが信頼回復への最も近い道だと思います。クリスマスを控え日々あわただしくなりますが、どうか今一度社内の管理体制の点検を行い、事故のない営業活動に望んでいただきたいと思います」
続いて中沢乳業株式会社中沢静男氏による乾杯の発声で宴に入りました。