10月14日(火)~16日(木)の3日間、東京都港区にある東京都立産業貿易センター浜松町館2階・3階・4階・5階において「2008ジャパン・ケーキショー東京」が開催されました。
社団法人東京都洋菓子協会の主催、全国洋菓子協会の共催、社団法人日本洋菓子協会連合会、日本洋菓子工業協同組合の後援によるこの催しは、国内はもとより海外までその名を広く知られたわが国最大の製菓業界を代表するビック・イベントです。
開催前日の10月13日に、全国はもとより台湾からの出品を含め2517点の作品が展示会場で受け付けられ、午後2時から12部門ごとに、それぞれ厳正かつ公正な審査のもと各賞が発表されました。
翌14日午前9時50分から開場式が行なわれ、3日間の会期の幕が開けました。4フロアの会場は、4・5階が作品展示、3階が協賛企業の出展ブース、2階が喫茶室と技術指導委員コーナーで、各会場とも連日多くの入場者を集めました。
さらに実技コンテスト『トップ オブ パティシエ2008』が4階特設会場で14日、15日の2日間に渡り行なわれました。14日は「チョコレートのピエスモンテ&アントルメ」、15日は「飴 細工のピエスモンテ&アントルメ」の部門で、それぞれ決勝進出した5名が午前11時から午後4時までの5時間、多数の観客が見守る中で技を競い合いまし た。さらに今回は(社)日本洋菓子協会連合会主催による中国、韓国の代表選手と日本代表選手が競う「A3大会」が同時開催となり、上記5名に中国、韓国の 選手も加わり、7人による実技コンテストとなりました。
最終日16日午後2時から、4階表彰式会場で表彰式が開催され、各部門の表彰が行なわれ、最後に準グランプリとグランプリが発表されました。グランプリ には「味と技のピエスモンテ」部門の岡野好晃氏(東京都・トリアノン洋菓子店)、準グランプリには「チョコレート工芸菓子」部門の藤原孝昌氏(栃木県・ ローレライ)がそれぞれ選ばれました。
また『トップ オブ パティシエ2008』の優勝者は、「チョコレートのピエスモンテ&アントルメ」部門は鍋田幸宏氏(東京都・レコールバンタン)、「飴細工のピエスモンテ& アントルメ」部門は中山和大氏(東京都・マンダリンオリエンタル東京)がそれぞれ選ばれました。
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なお次回「2009ジャパン・ケーキショー東京」は2009年10月13日(火)から15日(木)の3日間の開催を予定しています。詳細が決まり次第当ホームページでお知らせをします。