(社)東京都洋菓子協会では、11月20日に洋菓子会館(東京・世田谷)において若い技術者を対象に、河田勝彦氏(オーボンヴュータン)、島田進氏(パティシエ・シマ)、藤生義治氏(パティスリー・ドゥ・シェフ・フジウ)の3氏を講師に、さらに助手には棟田純一氏(アルパジョン)を迎え、会話形式で進めていく講習会「著名なパティシエ達と大いに語ろう!(VOL.1)」を開催しました。
午後1時から始まった講習は2部構成で行われ、1部は3氏がそれぞれこだわりの製品を作りながら受講者の質問に答えるという形式で、受講者からは菓子の作り方からそれぞれの講師の菓子への思い、考え方などについての質問が活発に出ました。2部は講師の3氏に棟田氏も加わり、受講者からの質問に答える質疑応答のコーナーとなりました。約1時間にわたり、菓子作りの姿勢、経営者としての考え方、フランス修業時代の思い出などについて若い技術者から多くの質問が寄せられました。
菓子作りだけでない新しいスタイルの画期的な講習会となり、約60名の受講者に大変好評なうちに終了しました。なお当協会では今後もこの講習会を実施していく予定です。