10月11日(火)~13日(木)の3日間、東京都港区にある東京都立産業貿易センター浜松町館2階・3階・4階・5階において「2011ジャパン・ケーキショー東京」が開催された。
社団法人日本洋菓子協会連合会、社団法人東京都洋菓子協会の主催、全国洋菓子協会の共催、日本洋菓子工業協同組合の後援によるこの催しは、国内はもとよ り海外までその名を広く知られたわが国最大の製菓業界を代表するビック・イベントで、開催前日の10月10日に、日本全国及び台湾からの出品を含め約 2300点の作品が展示会場で受け付けられ、午後2時から13部門ごとに、それぞれ厳正かつ公正な審査のもと各賞が発表された。さらに特別部門「国内産米 粉を使ったロールケーキ」部門から農林水産大臣賞が選ばれた。

翌12日午前9時50分から開場式が行なわれ、3日間の会期の幕が開いた。4フロアの会場は、4・5階が作品展示、3階が協賛企業の出展ブース、2階が喫茶室と技術指導委員コーナーで、各会場とも連日多くの入場者を集めた。

さらに実技コンテスト『トップ オブ パティシエ2011』が4階特設会場で11日、12日の2日間に渡り行なわれた。11日は「チョコレートのピエスモンテ&アントルメ」、12日は「飴細工 のピエスモンテ&アントルメ」の部門で、それぞれ決勝進出した5名が午前11時から午後4時までの5時間、多数の観客が見守る中で技を競い合った。

最終日13日午後2時から、4階表彰式会場で表彰式が開催され、各部門の表彰が行なわれ、最後にグランプリと準グランプリが発表された。グランプリには 「味と技のピエスモンテ」部門の須藤真裕氏(愛知県・名古屋マリオットアソシアホテル)、準グランプリには「味と技のピエスモンテ」部門の岩佐康雄氏(兵 庫県・ケーキハウス ツマガリ)がそれぞれ選ばれた。

また『トップ オブ パティシエ2011』の優勝者は、「チョコレートのピエスモンテ&アントルメ」部門は比嘉悠司氏(大阪府・菓子工房T.YOKOGAWA)、「飴細工のピエスモンテ&アントルメ」部門は二上友美氏(東京都・二葉製菓学校)がそれぞれ選ばれた。

●今回は初日の模様がインターネットテレビで生中継され、現在も次のURLで見ることができる。
http://www.ustream.tv/recorded/17809873/
●全入賞者一覧はこちらこちらをクリック。

● なお次回「2012ジャパン・ケーキショー東京」は2012年10月1日(月)から3日(水)の3日間の開催を予定している。詳細が決まり次第当ホームページでお知らせをする。