公益社団法人東京都洋菓子協会ではさる5月14日、東京都港区のグランドハイアット東京において第44期定時社員総会を開催し、総会議案の審議はすべて滞りなく行われた。
引き続き賛助会員を交えた懇親会が開催された。懇親会の冒頭、大山栄蔵会長は次のような挨拶をした。

「第44期定時社員総会が先ほど無事原案通り可決承認されましたことを皆様にご報告申し上げます。
既にご存知かと思いますが、社団法人東京都洋菓子協会はこのたび公益社団法人の認定をうけ、4月1日から正式名称が公益法人東京都洋菓子協会となりまして、良いスタートを切ることができました。

 消費税の増税、人口減少、人手不足等、洋菓子業界を取り巻く状況は厳しいものがあります。そのときに何をしたらよい か、何を考えなければいかないかと思っている次第です。まずは価値あるものを提案していく、お客様のニーズを超えたサービス、季節感を持った商品を提供す る、それから、おいしいものを少しだけという時代ですので、質の良さが求められる時代に向かっていると思います。
またオリンピックに向けて世界無形文化遺産として和食が認定されましたが、それに伴って日本発の洋菓子の将来というのもこれからもっともっと広がるのではないかと思います。日本の洋菓子の発展に対し、前向きに自信をもって行動していきたいと思います。
皆様と共にお互い協力しあって大きく発展したいと考えております。今後ともよろしくお願いいたします。
最後に今年のジャパンケーキショーは10月14日から16日に開催いたします。ご協力をよろしくお願いいたします」

続いて来賓を代表して顧問の衆議院平沢勝英議員、社団法人日本洋菓子協会連合会の原光雄会長の挨拶、株式会社イワセ・エスタ東京山口郁夫社長による乾杯の発声とともに祝宴に入った。